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青山歯科医院 秦野市南矢名4-6-1 TEL 0463-78-2288

根管治療について

根管治療とは

虫歯が歯の神経まで感染している場合、歯の神経が入っていた管をきれいにする必要があります。
その管を可及的に無菌状態にして、薬をつめる治療を根管治療(歯内療法)といいます。

根管内に細菌が入ったり、密閉する薬がしっかり詰まっていないと根管内に細菌が繁殖して、歯根の先の歯周組織に炎症がおき、硬いものを噛むと痛む、歯が浮いた感じがする、歯肉を押すと痛む、歯肉の下の方が腫れる、歯肉の下のほうから膿がでる、などの症状がでます。

また、根管治療はとても技術が必要で、治療に時間がかかります。なぜなら、根管の形態はすべて異なり単純な形態をしたものから、完全な根管治療が行えないほどの複雑な形をしたものまであるからです。

それゆえに、歯の神経はできるかぎり残す事が大切で、虫歯が大きくならないうちに治療する、虫歯を予防することが大切になります。

根管治療は目に見えないごく細い根管内の治療です。この根管は彎曲していたり,複雑に枝分かれしていたりしてもいます。
また、大臼歯などでは根管は4本、5本と複数あり、その全てに完全な治療を行わなくてはなりません。

レントゲンで黒く見える所が、骨が溶けて膿んでいる所(根尖病変)
4年後、骨は再生し、元通りになっています

根管治療の注意点

根管治療は通常の治療に比べ、患者様から見えない歯の根の先を何度も繰り返し治療する根気の要る治療ですが、治療の途中で痛みがなくなったからと通院をされなくなってしまいますと、その歯は抜歯しなければならなくなります。
そうなるとその前後の歯もブリッジをしたり、義歯(入れ歯)を入れたりしなければならなくなってしまいますので、しっかりと最後まで治療しましょう。

基本的には通常の根管治療で炎症や咬合痛などの症状は治まりますが、症例によっては治らない場合もあります。
症例によってレーザー治療など様々な治療方法もございますので、安心してご相談ください。

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